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文月月次祭祝詞


さて今月も月次祭にて奏上いたしました祝詞の全文を公開いたします。


今月の祝詞では、悲惨な事件が後を絶たない今のこの世の中を、少しでも清らかに生きていけるようにとの願いを、蓮の花になぞらえ祝詞の中に認めました。

泥中の蓮という言葉をご存知でしょうか。蓮はどんなに汚れた泥の中であっても、美しい花を咲かせることから、穢れた環境であっても美しくあることの例えとして使われます。さらに一蓮托生という言葉は、生まれ変わってまた同じ蓮の花の上に身を託すという仏教の思想から生まれたものです。


当社に心を寄せていただいている皆さまとは、少なからずもご縁をいただき、惟神(かんながら)の道を歩む者同士。生まれ変わったとてまたお会いしたい。そんな願いも込めています。


また祝詞の中に7月に咲く花を4種散りばめてみました。

→蓮、芙蓉、撫子、朝顔


今回はそれだけでなく日本の伝統色から様々な“青色”を散りばめ、彩りを加えました。

→藍、花緑青、紺青、群青、瑠璃、天色


さらに俳句や短歌も一部引用していますので紹介します。

 →加賀千代女

 『蓮白しもとより水は澄まねども』

 『かなしからんその夏の日のゆきあたり』

 『散れば咲き咲けば散りして百日紅』

 →僧正遍照

 『蓮葉のにごりに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく』


今月は少し韻も意識しながら祝詞を作文してみました。

ぜひ探して見つけてみてくださいね。


今月も天児屋根命様の御加護のもと、皆様が平穏な日々を送られますように。




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